E.C.パウエル理論でB9、A8テーパーを試作 その1
まず、長さと番手の選定だが、E.C.パウエルの特徴を見たいので、ある程度の長さが欲しいということで8ftで5番というのを目標にした。
設計するにあたってまず最初に必要になるのがティップ先端の数値なのだが、これはただの長年の経験からの勘で5番だったら大体このくらいだろうと勝手に決めてしまった。
B9のテーパーは単純なストレートテーパーで単純加算して算出できた。ところが、AテーパーはBと同じ考えのストレートテーパーに更に一定の係数を使って累進していくのでA9にするとかなりバットが太くなる。なのでB9のバット径に近いA8にした。ちなみにE.C.パウエルは他にもAテーパーで累進する係数の数値が低いものもあったらしい。少しティップアクションがゆるくなった感じか?これで、A8とB9のテーパーは算出できた。
勿論、ブランクはセミホローで作る。
シダーコアは果てしなく面倒なのでやりません!
ブランクができた後、ガイドをテープで仮止めして
最適のガイド位置を洗い出す。
厳密に言うと、最適というよりも一番特徴が出るところを探し出すといった方が正しいか。
ガイドの位置は結構重要で、その位置によってアクションがかなり変化してくる。
ところが、この竿は他の竿と比べて許容範囲が格段に広い。少々の誤差(ズレ)も吸収してしまう。
これはガイド位置に少々誤差があってもアクションに影響を及ぼさないような構造になっていると言うことになる。
作ってみて解る この凄さ!
つづく。
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